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あの世の価値観で現世を眺めると価値観が変わってくる

『スピリチュアルメッセージ―生きることの真理』江原 啓之著 書評

 

『スピリチュアルメッセージ―生きることの真理』江原 啓之著

 

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著者の江原 啓之さんはスピリチュアル・カウンセラー。一時期はテレビなどにも多く出演されていましたね。

 

この本は江原さんの指導霊であり、良き助言者でもある昌清霊のメッセージを、江原さんの肉体を通して伝えたものになっています。

 

昌清霊は戦国の世に行き、もともと京都御所護衛の職にある武士で、のちに出家をし、修験道の行を積み、加持による治療に長けた人物だったとか。

 

元々、私は運の研究を続けており、2004年から「運の達人」というメルマガを発行、書籍化もされています。

 

現在、こうして日々を好きな事に没頭できているのは長年の研究の成果であると自負しています。

 

本書はそんな運研究の一環として手に取りました。

 

昌清霊が霊的世界の仕組みを伝えていますが、その仕組みはこちらの世界とは異なる常識で機能しており、物事を違った解釈で捉えるようになるでしょう。

 

具体的には、例えば、お茶が一杯に入っているコップを思い浮かべ、それがあなたの魂の故郷(霊界)である「類魂」。次に、そのコップに入った濁ったお茶の中から「一滴」を取り出す。

 

この一滴があなたの「たましい」。

 

この「たましい」はこの世で、偶然に見えるけれど実は必然である多くの問題や出来事に出会い、様々な経験を積み重ねていく毎に「たましい」の濁りに変化が起こるという具合です。

 

私たちはこのように「たましい」を清らかにするために、様々な問題や出来事を経験するというのだそうです。

 

そうなると今までは偶然と感じていた厄介事も学びのチャンスと捉えることが出来ます。

 

この話が真実かどうかは死んでからしかわからないでしょう。

 

しかしながら、記載されている話に矛盾はなくすんなりと理解できるのが不思議です。

 

ここから何か高額なグッズを買わせられるのであれば霊感商法なのですが、そんなことももちろんありません。

 

ここに紹介されているメッセージをどう捉えるかは読み手次第です。

 

しかし、こんな見方もあるのだと知るだけで心が軽くなり、前向きに生きることで出来る気がします。

 

こんな人におススメ!

・つらい出来事や問題の裏にある意義を知りたい人
・「人はなぜ生きるのか」のヒントを知りたい人
・日々を前向きに生きたい人

 

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読書日:2014年7月

 

『スピリチュアルメッセージ―生きることの真理』江原 啓之著

 

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