トップページ > 【評価順】エッセイの本> 【読書感想】『ダメになってもだいじょうぶ』叶井 俊太郎 倉田 真由美
規格外の肉食系男性のエピソードは驚きの連続
『ダメになってもだいじょうぶ』叶井 俊太郎 倉田 真由美著 書評
サイト管理人の評価
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本書は『だめんず・うぉ〜か〜』で有名な漫画家倉田真由美さんとその旦那、映画宣伝プロデューサーの叶井俊太郎さんによる共著。
主に、叶井俊太郎さんのことが書かれているのですが、これがすごい。
副題に「600人とSEXして4回結婚して破産してわかること」と書かれているように波乱万丈の人生を送っているのです。
読んでみるとあらゆることが規格外。
自己破産しても1年もたつと忘れてしまう位のスーパーポジティブな性格なのです。
こんな性格だからこそ3回も離婚をしてしまうのですが…。
叶井さんは子供の時から性に異様なまでに強い関心を持ち、中学卒業時に初体験。それ以降は週に3人斬りのノルマを課すなど怒涛の体験ゾーンへ。
親子丼などもしてしまうエピソードもあけっぴろげにしてしまうので読み手側が驚いてしまいます。
200人を超えたあたりからは初対面の女性の目がOKマークになっていることの見極めが出来る「セックス・センス」なる能力が開花したそうで、何事も極めることで何かしらの能力が発達するものだと感心さえしてしまいます。
叶井さんのお父さんはバツ5なのだそうで、この父にしてこの子ありという感じ。
読んでみて、今の日本にこんなぶっとんだ人物が存在するんだなあという印象です。
自己破産や3度の離婚でも全くくじけない姿を見ると、小さな悩みなんて吹き飛んでしまいそう。生きる価値観が全くもって違うのでしょうね。
ちょっと極端すぎる人生ではありますが、「なかなかモテない」なんて悩んでいる男性は変な講座を聞くよりも本書を読んだ方がよほどためになる気がします。
こんな人におススメ!
・モテたいと思っている男性の人
・自己破産や離婚を経験して悩んでいる人
・とにかく元気になりたい人
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読書日:2014年7月
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