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子ども時代の強烈な体験はその後の人生において核となる

『わたしが子どもだったころ イチ!』NHK「わたしが子どもだったころ」制作グループ編 書評

 

『わたしが子どもだったころ イチ!』NHK「わたしが子どもだったころ」制作グループ編

 

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本書は様々な分野で活躍されている方々の子供時代を綴ったエピソード集。NHKで放送された番組がベースになっているようです。

 

今回取り上げられているのは下記の方々。

 

・よしもとばなな(作家)
・松尾スズキ(「大人計画」主宰・作家・演出家・俳優)
・菊地成孔(音楽家・文筆家)
・種田陽平(映画美術監督)
・高橋ジョージ(ミュージシャン)
・篠井英介(俳優)
・押井守(映画俳優)
・荒俣宏(博物学者)
・張本勲(元プロ野球選手・野球評論家)
・柳生宏(俳優)
・さいとう・たかを(劇画家)
・小林亜星(作詞・作曲家)
・小野二郎(すし職人)

 

ここで登場した中で少なくない人が子ども時代を戦時中に過ごしており、その時に受けた強烈な出来事が大人になった今もなお影響を与えている事が多いということが印象として強く残りました。

 

人としての「核」というのは子供時代に形成され、いくつになってもそれは揺るぎなく不変なのでしょう。

 

戦争というのはそれだけ多くの人々の運命を変えていくものであるとも感じました。

 

私自身は漫画家になりたいと思い、手塚治虫さんの作品をたくさん読み、仕事場まで遊びに出かけてしまうほどでした。

 

今は、漫画ではないですが、創作や物を書くのが好きで、本を出版したり、こうしてホームページを作る日々であることを考えると、やはり子供の時の体験はとても大切なのだと思うのです。

 

こんな人におススメ!

・各界の著名人が子どもの頃どのような様子であったか知りたい人
・戦争が人々にどのような影響を与えたか感じ取りたい人
・各界の著名人の子供の頃の写真を見たい人

 

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読書日:2015年2月

 

『わたしが子どもだったころ イチ!』NHK「わたしが子どもだったころ」制作グループ編

 

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