読書の楽しさを伝えるための日々の記録

トップページ【評価順】ビジネスの本> 【読書感想】『アフィリエイトで年3000万稼ぐ人の検索キーワードの法則』中村 貞文

インターネットビジネスをブレイクさせるヒントが詰まった良書

『アフィリエイトで年3000万稼ぐ人の検索キーワードの法則』中村 貞文著 書評

 

『アフィリエイトで年3000万稼ぐ人の検索キーワードの法則』中村 貞文著

 

サイト管理人の評価

 

スポンサーリンク

 

個人が行うネットビジネスの代表格として挙げられるのがアフィリエイト。

 

自分でサイトやブログを作り、そこに企業の広告を貼り、その広告を経由して申込みが発生すると報酬がもらえるという成果報酬型のビジネスです。

 

中には月1000万円稼ぐツワモノも存在するとか。

 

調査によるとアフィリエイト市場は年10%成長を続けており、2015年には1,659億円の市場に成長すると予測されています。

 

成長市場であり、参入障壁が低いということもあり、アフィリエイトを実施されている方は増えています。

 

一方で月3万円以上稼げているのは全体の僅か3.2%という厳しい現実も。

 

そんな行き詰まりを感じているアフィリエイターやネットビジネス実践者におススメしたいのが本書です。

 

著者の中村貞文さんがアフィリエイトに取り組み始めたのは2012年。これは超後発組にあたります。

 

しかしながら開始9か月目で月収100万円、そして1年で250万円を達成させました。

 

本書はそんな中村さんが独自のノウハウを伝えています。

 

アフィリエイトの難しさは、数多くのアフィリエイターが同じ商品を扱うために競合サイトが乱立し、極めて競争率が高くなることにあります。

 

例えば、クレジットカードのアフィリエイトは人気の分野であるのですが、グーグルで「クレジット 比較」と打ち込むと無数のアフィリエイト目的のサイトが出現します。

 

ライバルが多い中、検索結果の上位に自分のサイトを掲載されることはよほどのテクニックがないと厳しいのです。

 

そんなシビアな市場において中村さんがとった戦略は「ニッチなキーワードを狙う」というもの。

 

成果につながりやすく競合も少ないワードを選び、ブルーオーシャンで稼いでいくのです。

 

例えば、先ほどのクレジットカードを商品として扱うとするならば、「クレジット 比較」というようなワードを狙うのではなく、例えば「審査が速いクレジットカード」というようにニーズを細分化させたサイトを作っていくのです。

 

競合が少ない、かつ、成果につながりそうなワードを狙うことが中村さんのメソッドの肝になります。

 

一言でいうと「ニッチ市場を狙う」ということになります。

 

本書の肝は4章にある「検索ユーザーの興味度の高いキーワードを生み出す8つの法則」にあります。

 

ここではニッチキーワードを生み出すための8つの法則が書かれており、例えば、「願望」「悩み」「季節」などニッチキーワードを考える際にヒントとなりうる様々な切り口を教えてくれます。

 

本書の考え方はアフィリエイト以外のネットビジネスでも大いに役立つことになるでしょう。

 

ネットビジネスを成功させるには検索対策が大きな割合を占め、その中においてニッチ市場を狙うというのは極めて賢いやり方なのです。

 

ネットビジネス実践者は是非参考にしてみてください。

 

こんな人におススメ!

・アフィリエイトを実践していて行き詰まりを感じている人
・ネットビジネスを手掛けていてブレイクスルーしたい人
・ニッチ市場を狙っているビジネスマン

 

スポンサーリンク

 

読書日:2015年2月

 

『アフィリエイトで年3000万稼ぐ人の検索キーワードの法則』中村 貞文著

 

サイト管理人の評価