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『シュワッガーのテクニカル分析』ジャック・D・シュワッガー著　書評

 

 

 

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著者であり、本書のタイトルにもなっている、シュワッガーは、商品投資顧問業者（CTA）であるウィザード・トレーディングの最高責任者（CEO）。

 

また投資を極めたトレーダーたちのインタビュー集で、ベストセラーになっている、『マーケットの魔術師』の著者としても知られています。

 

私の場合主にFX（外国為替証拠金取引）をやっているのですが、改めてしっかりと勉強をしてみたいと思い、読んでみました。

 

巷では何万円もする高額の情報商材が販売されていますが、正直、全く役に立ちません。

 

トレーダーとして腕を上げるには、本書のような正統派の教科書をしっかりと読みこなすことにつきます。

 

本書は副題に「初心者にも分かる実践チャート入門」と書かれているように、チャートのテクニカル分析について、初心者から実践者までをターゲットにした内容で書かれています。

 

全部で18章からなり、内訳は下記の通り。

 

しっかりとした内容になっていることがおわかり頂けるでしょう。

 

 

私としては、パート2の内容がとても勉強になりました。

 

より実践的な内容で、「だまし」など一般的なトレーダーがひっかかりやすいチャートパターンを数多く紹介し、どのように対応すればよいかを説明してくれます。

 

リアルにトレードをしている人にとって、このあたりは悩みの種でしょう。

 

これらの課題を解決してくれるヒントが満載です。

 

本書は一度読んで終わりではなく自分の身体の一部にするため、何度も読み込む必要があるなと思いました。

 

トレーダーとして、滋養となってくれる良書です。

 

 

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読書日：2016年4月