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なかなか腑に落ちる潜在意識の活用方法

『夢がかなうとき、「なに」が起こっているのか?』石田久二著 書評

 

『夢がかなうとき、「なに」が起こっているのか?』石田久二著

 

サイト管理人の評価

 

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著者の石田久二さんは、メンタルコーチ・心理セラピストとしてご活躍。

 

「金なし、コネなし、実力なし」のニートだった2005年に独立起業。「宇宙の法則」を学び愚直に実践した結果、年収2000万円を達成し、時間・家族・仲間にも恵まれた望むべきライフスタイルを実現されたそうです。

 

本書では、この「宇宙の法則」を駆使して夢を実現するための方法が書かれています。目次は下記の通り。

 

プロローグ 願いがかなう「宇宙の法則」とは?
第1章 願いがかなう瞬間、「こんなこと」が起きていた
第2章 実践!100日で願いをかなえる「秘伝」
第3章 宇宙の法則がわかればもう失敗しない!
第4章 宇宙におまかせすれば大丈夫

 

この手の「潜在意識活用による願望実現」に関する本はよく読む方ですが、読んだ本の中でもかなり腑に落ちた内容になっていました。

 

・一説によると、潜在意識は意識の2万倍の力があるといわれる。とにかくすごい力。だから、どんなに意識して「お金持ちになりたい」と願ったとしても、潜在意識がその2万倍の力で阻止して、貧乏な状態を実現してしまう。(60ページ)

 

【小さなさとり=願望実現】

 

生きていると願望をもつことで現状との差が拡大する。その差が苦しみを生むのだけど、そこから逃げずにがんばっていると、潜在意識はそのストレスに耐えきれなくなって、そのうちに「ぱん!」と弾ける。な〜んだ、かなうってこんな感じだったんだ。(70ページ)

 

ため”という願望には自我を超えたパワー、言い換えると「宇宙のパワー」が秘められている。そのパワーが願望を実現へと導くのだ。(79ページ)

 

・さとりをひらき願いをかなえるためのメカニズム

 

願望を明確にする

願望に対する執着を強める(ストレス)をかける)

力が抜けるまで執着する ←ため”を思う+「感謝」する

力が抜ける=さとり(リラックスする)

願望実現!(88・89ページ)

 

そして、この仕組みを活用した願望実現の秘伝が第2章に書かれています。

 

そして、この秘伝がけっこうシンプルで続けられそうなのです。

 

実践への6ステップ(99・100ページ)

 

【ステップ1】ペンとこの本付属の「秘伝ノート」を用意する
ペンは2色ボールペン、ノートは市販の手帳サイズのものでも可

 

【ステップ2】「3つの願い」を決める
・100日以降にかなうものにする
・否定形と形容詞を使わない
・完了形または進行形にする

 

【例】
・2014年以内に月収50万円超えました
・今年中に結婚を前提とする彼氏ができました
・2015年夏には彼氏とセドナに行きました
・それぞれ15〜25字以内におさめる
・自分以外の誰かが幸せになることを頭の片隅に置く

 

【ステップ3】大きく息を吸って止める。その間、ひとつ目の願いを3回書く。そして、大きく息を吐く

 

【ステップ4】大きく息を吸って止める。その間、2つ目の願いを3回書く。そして、大きく息を吐く

 

【ステップ5】大きく息を吸って止める。その間、3つ目の願いを3回書く。そして、大きく息を吐く

 

【ステップ6】最後にリラックスして「ありがとうございました」と1回書く

 

実践するためのルール(102ページ)

 

・この6ステップを毎晩寝る前に100日間続ける
・それぞれの願いを書く際、前日の願いを見ずに書く(願いの言葉は毎日どんどん変化してもよい)
・丁寧に心を込めて書く(ただし一息で)
・「気づき」があったらノートの余白に書く(赤色がいい)
・100日以内にひとつの願いがかなったら、さらなる願いに変える
・願いがかなっても、かなわなくても100日でストップする(つぎにまた書きはじめるときは、さらに100日以上は間をあける)
・1日も欠かしてはならず、忘れてしまったら最初からやり直し(万一忘れてしまったら翌日起床して1時間以内ならOK。ただしそれも3回まで)

 

他にも「宇宙の法則」に関することが多々書かれています。

 

アマゾンのレビューを読むと、この秘伝に関し、うまくいかなかったという声もいくつかありますが、自分自身は納得の内容だったのでチャレンジ中です。

 

なかなか納得感の強い1冊でした。

 

こんな人におススメ!

・潜在意識活用による願望実現に関心のある人
・目標や夢を持っている人
・心理セラピーに関心のある人

 

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読書日:2016年9月

 

『夢がかなうとき、「なに」が起こっているのか?』石田久二著

 

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