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いつもと変わらぬ椎名さんが嬉しい

『おれたちを笑え! わしらは怪しい雑魚釣り隊』椎名誠著 書評

 

『おれたちを笑え! わしらは怪しい雑魚釣り隊』椎名誠著

 

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本書は『週刊ポスト』に月1連載されてた内容をまとめたもの。

 

2013年5月から2015年2月の時の作品であり、椎名誠さんの最近の活動がわかります。

 

子供のころから椎名さんの作品を読み続けており、今は72歳になった椎名さん。

 

そんな椎名さんの元気な姿を確認したいなと手にとりました。

 

本書に登場する雑魚釣り隊というのは、沖釣り専門誌『つり丸』でデビューし、既に結成10年以上の歴史があるそうです。

 

約30人ほどの男ばかりの大所帯ということで、椎名さんのもとにたくさんの人たちが集まってくるというのは相変わらず。

 

今回も様々な場所に赴き、釣りをし、ばか騒ぎをしています。

 

本書の目次は次の通り。

 

・雑魚釣り隊全員集合!
・なぜだか知らぬがわしらは西へ
・富浦シロギス天ぷら大会
・キマリだ第1位はキタマクラ!
・なめんなよ。釣った八十匹は全部食った
・おれらに釣られたマグロの偏差値
・イイダコ百匹まるかじり作戦
・バリ島国際大会に招聘されて起きたこと
・闘魂闘魚「おしゃけさま」の故郷を訪ねる
・強敵、新島は白菜攻撃に虎口を開いた
・寒鮒はみんなこたつに入って眠っていた
・どろめ、ハチキン出る出る高知のおもてなし攻撃
・本栖湖のヒメマス・ブランド魚をとっては食い、とっては食い
・タクワン浜は燃えているか!
・バカたちは流木海岸に帰ってきた
・南海難解大作戦1加計呂麻島はどこですか!?
・南海難解大作戦2カンパチとヒラヒラドレスの大宴会
・朝陽を浴びてドレイ船は出撃した
・四万十川(前編)、竹竿ガス筒逆上乱入
・四万十川(後編)、情念燃やす河原の火祭り
・鯛とり甘い高級魚「甘鯛」を狙え

 

メンバーは知らない人ばかり(太田トクヤさんくらい)で、昔だったらいたであろう沢野ひとしや木村晋介弁護士はもう登場せず。

 

若いメンバーの頭として椎名さんは変わらずバリバリと行動するのは単純にすごいです。

 

そして、今もなお思考が良い意味で全く変わっていない。

 

正直私は釣りに興味がないので、評価は厳しめですが、相変わらずアクティブな椎名さんの姿を拝見し、嬉しくなったのでした。

 

こんな人におススメ!

・昔からの椎名誠ファンの人
・釣り好きの人
・日本の旅行記が好きな人

 

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読書日:2016年11月

 

『おれたちを笑え! わしらは怪しい雑魚釣り隊』椎名誠著

 

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