トップページ > 【評価順】旅・海外体験の本> 【読書感想】『47都道府県女ひとりで行ってみよう』益田ミリ
人物次第で旅先の景色も変わってくる
『47都道府県女ひとりで行ってみよう』益田ミリ著 書評
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イラストレーターの益田ミリさんが33歳から37歳にかけて毎月出かけていった47都道府県の旅行記になっています。
何よりも毎月どこかの都道府県にふらりと出かけられる環境はとてもうらやましく感じますね。
各都道府県毎に旅行記と遣ったお金、4コママンガが書かれています。
とても特徴的なのは益田ミリさんが「人と触れ合うのが苦手」であるため、大きなハプニングがあるわけでもなく、淡々と旅行をこなしていることです。
いわばインドア派の旅行記になっており、テンションも低めです。
奇想天外な話を期待している方にとっては少しガッカリするかもしれません。
とはいえ、それでもまだ行ったことのない場所を説明してくれる本書は私にとって楽しく読むことが出来ました。
イラストレーターらしく「いがらしゆみこ美術館(岡山県)」や「ドカベン像(新潟県)」など漫画にまつわる観光地も多く登場し、旅行というのは人の数だけバリエーションがあるのものなのだなと感じてしまいます。
「既に行ったことのある都道府県に他人が行くとどんな旅行になるのか?」という視点から読んでみても面白いかもしれません。
こんな人におススメ!
・インドアはのテンション低めな旅行記を読んでみたい人
・47都道府県の観光スポットを知りたい人
・それぞれの都道府県の旅行でどれだけのお金がかかるか知りたい人
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読書日:2014年2月
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