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オバチャン大家さんが成功したのは必然だった
『専業主婦が年収1億のカリスマ大家さんに変わる方法』鈴木ゆり子著 書評
サイト管理人の評価
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著者の鈴木ゆり子さんは3児の母であり見た目は完全に田舎のオバチャンですが不動産投資で20棟200戸、資産総額5億円、年収は1億円を突破したカリスマ大家として知られています。
投資家らしからぬインパクトのある外見からテレビなどのマスメディアに度々登場。
存在は既に知っていたので、早速手に取り読んでみました。
鈴木ゆり子さんは中卒であり、ハローワークで職がなかなか見つからなかったことから一念発起してアパート経営を埼玉県北部地域で開始。
大成功の初めは、本当にささいなきっかけだったのです。
そんないたって普通の専業主婦が不動産投資で大成功した秘密。
その理由が本書にはしっかりと書かれており、多くのヒントを得ることが出来ます。
不動産投資で大切な要素といえば、「コスト管理」と「空き室リスクを減らす」ということに尽きるでしょう。
そして、この2点において鈴木さんは簡単にマネが出来ないくらい徹底的に取り組んでいることがわかります。
掃除やリフォーム、管理など業者に任せるのではなく、自分で行うことでコストを浮かす。
自称「お掃除＆リフォーム大家」と呼んでいますが、この節約効果はとても大きいといえます。
さらに、ボロ物件を安く買い取り、蘇らせる手腕は見事。
また、サービス業のように住んでいる人に対して、コミュニケーションを大切にしながら不満や不平を取り除き、リピートにつなげていくということも楽な仕事ではありません。
これらのことは専業主婦だったからこそ、借り手側の目線に立ち、コミュニケーションを上手く進められたということなのでしょう。
主婦を強みに出来た良い事例であると思います。
本書は不動産投資で成功させるための大事なポイントがしっかりと書かれており、参考になる部分が多いです。
鈴木さんの成功にはしっかりとした理由があり、決して偶然ではないのです。
こんな人におススメ！
・専業主婦が不動産投資で大成功している秘密を知りたい人
・不動産投資で成功するためのポイントを知りたい人
・不動産投資において効果的な資金調達方法を学びたい人
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読書日：2014年8月
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