トップページ > 【評価順】勉強・教育の本> 【読書感想】『脳を活かす勉強法』茂木 健一郎
脳科学の観点から効果的な勉強法を伝授
『脳を活かす勉強法』茂木 健一郎著 書評
サイト管理人の評価
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著者の茂木 健一郎さんは脳科学者であり、テレビなどにも多く出演されているのでご存じの方も多いでしょう。
本書は脳の仕組みを活かした効果的な勉強法を紹介するという内容です。
ドーパミンを発生させることによる強化学習法や脳の持続力を鍛える「タイムプレッシャー」、勉強を習慣化させる「瞬間集中法」など脳の機能を活用した勉強法を伝えています。
これらは正直、どこかでみた方法かなという印象はありますが、頭に入れておけば役に立つものが多いです。
本書で一番興味を持ったのは「読書のススメ」の章。
仕事や勉強のベースとなる文章能力と国語力を鍛えるために読書を推奨しています。
この項目では「じっくり読む」「拾い読みする」それぞれの脳への効果などが書かれており、今後の読書において参考になりました。
茂木さんは日本人の知の劣化を憂いていますが、大学生の読書率が4割なんて話を聞くと認めざるを得ないなと思ってしまいます。
他の国に比べて知の土台となる読書量が圧倒的に少ないのではないでしょうか。
引き続き当サイトを通じて読書の大切さを伝えていきたいと改めて決意しました。
全編を通して、学ぶことの大切さ、そして楽しさを伝えてくれます。
こんな人におススメ!
・脳を活かして効果的に勉強するベーシックな方法を知りたい人
・読書の効用、効果的な本の読み方を知りたい人
・学ぶことの楽しさ・大切さを感じたい人
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読書日:2014年3月
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