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偉人たちの勉強法を知ることが出来る喜び

『偉人たちのブレイクスルー勉強術』齋藤 孝著 書評

 

『偉人たちのブレイクスルー勉強術』齋藤 孝著

 

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著者の齋藤孝さんは明治大学文学部教授。『三色ボールペンで読む日本語』『声に出して読みたい日本語』などベストセラーも多く出されています。

 

斎藤さんの著書は情報量が多く、含蓄があるという印象で好きな書き手の一人です。

 

齋藤さんは本書において、自分に適した勉強スタイルを持つことを薦めています。

 

自分にフィットしたスタイルを確立し、持続して勉強することで、ブレイクスルー(現状を打破)をすることが出来ると主張しています。

 

本書は3つのパートに分かれているのですが、肝となっているのが2つ目のパートである『この人を見よ!「オリジナル勉強術」を確立した偉人たち』という項目です。

 

ここではドラッカーから村上春樹まで、世界中の様々な偉人達の勉強法に触れることが出来、参考になる箇所が多々ありました。

 

例えば、日本資本主義の父といわれる渋沢栄一の心の支柱となるものを古典に求める「マイ古典」勉強術。

 

または、シャネルが自分を取り戻すために行った「鏡をみつめる時間」など。

 

これらは決して即効性のある勉強法ではないのですが、人生をも変えるインパクトを持つ情報です。

 

読むだけでも十分に面白く、日々の生活に良い影響をもたらしてくれる一冊となっています。

 

3つ目のパートでは『すぐ効く!「齋藤式」即効的勉強術』と題し、9つほどオリジナル学習法を掲載しており、こちらも読んでみる価値があります。

 

こんな人におススメ!

・古今東西の偉人達の生き様を知りたい人
・「齋藤式」即効的勉強術を知りたい人
・自分に適した勉強法を探している人

 

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読書日:2014年2月

 

『偉人たちのブレイクスルー勉強術』齋藤 孝著

 

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