堀江さんらしく明快でわかりやすい宇宙ビジネス論
『ホリエモンの宇宙論』堀江 貴文著 書評
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宇宙に関係する本はよく読んでいて、それは「全体的にわからないことがたくさんある」ということに起因しているのだと思います。
知的好奇心が騒ぐというか、知る楽しさが実感出来るのです。
本書は堀江さんが手掛けている宇宙開発ビジネスに関連して、宇宙開発事業の歴史や概要、将来への展望などが書かれており、堀江さんらしく明快でわかりやすい論調になっているので、すんなりと頭に入ってきました。
現状、宇宙開発は停滞しており、それは公共事業になってしまっているからであると堀江さんは述べています。
これから宇宙開発を活性化させるには国家主導ではなく、民間中心の取り組みが大事であるというのがこの本の骨子になっています。
堀江さんはこの本の中で「宇宙でできるビジネス」、「宇宙でできるかもしれないビジネス」を取り上げており、とてもワクワクさせられます。
その中でも、何といっても「宇宙観光旅行」「宇宙観光弾道飛行」は体験したいものです。
これらを実現させるにはロケットを低コストで完成させることが必要になります。
そのためにはどうすれば良いのか具体的なところまで踏み込んで書かれており、ずいぶんと現実的に可能なところまで来ているのではと思わせてくれます。
全編を通して、宇宙旅行は近い将来実現可能なところまで来ているのではという感想です。
それは、夢物語の世界ではなく、出来るまでに何をすれば良いかということがずいぶんと明確になっているためです。
課題とその対策がクリアになっており、あとはやるだけという印象です。
宇宙ホテル構想まどもあるそうでとても楽しみですね。
他にも、宇宙開発史年表も記載され、宇宙開発の歴史も詳しく把握できます。
何だかんだいっても宇宙には大いなるロマンを感じます。
日常の雑事から離れてロマンに浸ってみるのも素晴らしいことです。
こんな人におススメ!
・宇宙開発ビジネスの概要を把握したい人
・宇宙観光旅行の実現性を知っておきたい人
・宇宙開発の歴史を知りたい人
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読書日:2014年2月
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